
今回は、高尾山紅葉の混雑状況は?車の渋滞のピークはいつ?について詳しく解説していきます。
東京都心より1時間ほどで行く事が出来る高尾山は、秋に美しい紅葉を求めて多くの観光客が来る人気スポットです。
標高599メートルという登りやすい高さと、ケーブルカーやリフト等の交通手段が充実している事より、子供~高齢者まで幅広い世代が紅葉狩りを楽しめます。
けれども、その人気ゆえに紅葉シーズンは大変な混雑状況で、特に週末や祝日は車の渋滞も発生します。
せっかくの紅葉鑑賞を爽快に楽しむ為に、予め混雑状況や渋滞のピークがいつかの把握が重要です。
そこで、この記事では以下の事を解説します。
本記事の内容
- 高尾山紅葉の混雑状況は?
- 高尾山紅葉で車の渋滞のピークはいつ?
- 高尾山紅葉シーズンの駐車場事情
- 高尾山の紅葉をゆったり楽しむ為のコツ
- 車以外の交通手段と混雑回避の工夫
ぜひ最後まで読んでみてください。
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高尾山紅葉の混雑状況は?

高尾山の紅葉シーズンは例年11月中旬~下旬がピークで、この時期は一年で最も多くの登山客が来ます。
特に見頃を迎える週末は、登山口~山頂まで人の列が途切れる事なく続き、まるで都会の通勤ラッシュのような状態も珍しくありません。
ケーブルカー乗り場は長蛇の列が出来て、登山道も混雑が有る為、通常よりも登山時間が大幅に長くなる覚悟が必要です。
混雑を出来るだけ避ける為に、時間や曜日の工夫が大切です。
紅葉シーズンの平日と休日の混雑の違い
平日と休日で混雑状況に大きな差があります。
土日祝日は朝~夕方まで終日混雑が続き、特に10時~14時頃まで登山道もケーブルカー乗り場も大変な人出となります。
一方、平日は比較的落ち着いており、休日の半分程度の混雑具合です。
それでも紅葉の見頃時期の平日は、シニア層や観光客で賑わう為、閑散としているわけではありません。
爽快に紅葉を楽しみたいときは、出来れば平日に来る事を強くおすすめします。
時間別の混雑状況:朝・昼・夕方を比較
朝の時間は8時までに着ければ比較的空いており、落ち着いて紅葉鑑賞が出来ます。
9時を過ぎると徐々に人が増え始め、10時~14時頃が混雑のピークタイムとなります。
昼時は山頂や展望台が人で溢れ、食事場所を探す事も一苦労です。
15時以降は下山の人が増える為、登りと下りで登山道の渋滞があります。
夕方16時以降は混雑が緩和される反面、日没が早い為紅葉鑑賞の時間は限られます。
ケーブルカーとリフトの待ち時間の目安
紅葉シーズンの週末、ケーブルカーの待ち時間は10時頃より急激に長くなります。
ピーク時は60分~90分待ちとなる事も珍しくなく、ケーブルカーに乗るだけで相当な時間を費やす事になります。
リフトも同様に混雑しますが、ケーブルカーよりは多少待つ事が短い傾向です。
平日であれば15分~30分程度の待ちで済む事が大半です。
待つ事を避けたい時は、徒歩で登山も選択肢の一つで、1号路だと舗装されている為歩き易く、所要時間は1時間半程度で山頂に着けます。
高尾山紅葉で車の渋滞のピークはいつ?

車で高尾山に向かうときは、紅葉シーズンの渋滞は避けられない問題です。
特に週末や祝日の午前中は、高尾山周辺の道路が大渋滞となり、駐車場へ着くまでに予想以上の時間がかかる事があります。
予め渋滞のピーク時間や混雑し易いポイントの把握で、ストレスを軽減出来ます。
また、帰りの渋滞も考慮に入れて、余裕を持ったスケジュールを立てる事が重要です。
紅葉ピークシーズンの土日の渋滞状況
紅葉が最も美しい11月中旬~下旬の土日は、朝8時頃より渋滞が始まります。
9時~11時頃が最も混雑し、国道20号線(甲州街道)や高尾山IC~高尾山口駅の道路は車の列が続きます。
駐車場周辺は入庫待ちの車で更なる渋滞が発生し、駐車場に入るまでに30分以上かかる事も珍しく無いです。
帰りの時間は、14時~15時頃に下山の車の集中が有る為、再び渋滞が発生します。
特に日没時間が早い11月は、早めに帰路につく人が多く、夕方の渋滞は長時間続く傾向があります。
高速道路・周辺道路の混雑ポイント
中央自動車道の八王子JCT~高尾山ICの区間は、紅葉シーズンの週末に混雑します。
特に高尾山IC出口付近は車の集中が有る為、降りるまでに時間がかかります。
圏央道を利用のときも、高尾山ICへの接続道路で渋滞に巻き込まれる確率が高いです。
一般道は、国道20号線の高尾駅周辺~高尾山口駅方面の道路が混雑の中心となります。
高尾山口駅周辺の道路は狭く、駐車場への出入りで更に渋滞が悪化します。
甲州街道より脇道に入る交差点も右折待ちの車で渋滞が発生しやすいポイントです。
朝と夕方、どちらが渋滞しやすい?
朝の渋滞は9時~11時頃がピークで、高尾山に向かう上り方向が混雑します。
一方、夕方の渋滞は15時~18時頃まで続き、下り方向が渋滞します。
渋滞の長さや継続時間を比べると、夕方の方がやや長引く傾向で、多くの人が午後に下山し始め、帰宅時間が重なる為です。
朝の渋滞を避ける為に7時台に着く事を目指し、夕方の渋滞を避ける為に14時までに下山を開始か、逆に日没後まで滞在をおすすめします。
高尾山紅葉シーズンの駐車場事情

車で高尾山に来る際は、駐車場の確保が大きな課題となります。
紅葉シーズンは周辺の駐車場が早い時間に満車となる為、予め駐車場の情報を調べておく事が重要です。
収容台数や料金、満車になる時間を把握しておけば、スムーズに駐車出来る確率が高まります。
また、公営駐車場だけでなく、周辺の民間駐車場やコインパーキングも選択肢に入れておくと安心です。
主要駐車場の収容台数と料金比較
高尾山周辺は複数の駐車場があります。
高尾山薬王院の駐車場は約250台で、料金は1日500円とリーズナブルですが、参拝客優先となる事があります。
市営の高尾山麓駐車場は約80台と小規模な反面、駅より近くて便利で、料金は1日800円程度です。
その他、高尾山口駅周辺は民間の駐車場やコインパーキングが点在しており、収容台数は10台~50台程度、料金は1日1000円~1500円が相場です。
紅葉シーズンは料金が割増になる駐車場もある為、予め確認しておきましょう。
朝早く行く事が難しい人は、予約出来る駐車場の「アキッパ(akippa)」がおすすめで、登録しておくといろいろな場所で利用しやすくおすすめです。
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満車になる時間と着くべき時刻
休日の紅葉シーズンは、8時前後に主要駐車場が満車の事が大半です。
特に登山口に近い駐車場は早朝より利用者が並び、開門と同時に埋まってしまう事もあります。
車で来るときは、7時台に着くと安心出来ます。
平日は9時に混雑し始める為、8時台に着く事が理想的です。
早朝に着ければ駐車場だけでなく、ケーブルカーの待ちも少なく、落ち着いて紅葉鑑賞を楽しめます。
高尾山の紅葉をゆったり楽しむ為のコツ

混雑し易い高尾山は、工夫次第で爽快に紅葉を楽しむ事が出来ます。
人気の観光地の為、出来るだけ落ち着いて自然を満喫したいと考える人が大半でしょう。
ここでは、混雑を避けて高尾山の紅葉を存分に味わう為の具体的な方法をご紹介します。
時間やルート選びの工夫で、同じ高尾山でもまったく違った体験が出来ます。
早朝登山で人混みを回避
人の少ない時間を狙うときは、早朝登山がおすすめです。
日の出と共に登ると落ち着いた雰囲気の中で紅葉を楽しめ、写真撮影も自由に行えます。
混雑前に下山出来る為、帰りの渋滞もある程度避けられます。
穴場の登山ルートで落ち着いた紅葉鑑賞
1号路以外の登山道(稲荷山コース・6号路等)を選ぶ事で、人混みを逃れ紅葉を楽しむ事が出来ます。
特に稲荷山コースは上級者向けで、標高差と紅葉の景観のバランスが抜群で、落ち着いて山歩きを楽しめます。
ルートによって雰囲気が違うので、自分の好みのコースを探す事も高尾山登山の醍醐味です。
車以外の交通手段と混雑回避の工夫

高尾山へは車以外に様々な交通手段があります。
特に渋滞や駐車場問題を避けたいときは、公共交通機関の利用が賢明な選択です。
電車やバスを使えば、渋滞に巻き込まれる心配がなく、時間も読みやすいメリットがあります。
また、環境にも優しく、帰りにお酒を楽しむ事も出来ます。
ここでは、車以外の交通手段とその混雑状況を詳しく見ていきましょう。
電車やバスで行くときの混雑状況
京王線高尾山口駅は紅葉シーズンになると観光客で賑わい、午前中は特に混雑します。
ただし電車の本数が多数の為、車移動よりもスムーズに着ける事が利点です。
駅~登山口までは徒歩数分で行く事が出来て、公共交通を利用すれば渋滞を気にせず紅葉狩りを楽しめます。
自転車や徒歩で行く事は出来る?
周辺地域より自転車で高尾山に行く事は出来ます。
駐輪場を利用すれば渋滞や駐車場待ちの心配がなく、エコで爽快な移動手段です。
また、地元住民や近隣に滞在している人だと徒歩で行く事も出来て、混雑を避けつつ自然を身近に感じられます。
まとめ 高尾山紅葉は混雑対策必至!
今回は、高尾山紅葉の混雑状況は?車の渋滞のピークはいつ?について解説しました。
高尾山の紅葉シーズンは毎年多くの登山や観光客で賑わいます。
その為、「混雑状況」や「車の渋滞ピークがいつ?」等を正しく認識し計画後の訪問で、充実した紅葉狩りの秘訣です。
特に土日祝日や見頃のピーク時は、朝夕の渋滞や各施設の滞在が長くなり、早朝登山や平日利用、電車・バスの活用等の工夫が重要になります。
登山ルート選択や現地情報の活用、分散利用を心がける事で、より爽快で思い出深い高尾山の秋を楽しむ事が出来ます。
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