
今回は、登山で痩せないのはなぜ?痩せる頻度やダイエットとして不向きなのか紹介!について詳しく解説していきます。
登山で痩せないのはなぜかと思う人は一定数居ますね。
登山は消費カロリーが高い事を認識出来てる人が多数ですね。
実際に私は日本百名山に何ヶ所も登った事が有る反面、痩せる事は意外と大変だと感じてます。
痩せない人がいる事で、痩せる為の頻度がどのくらいか知る事が重要そうですね。
さらに、ダイエットとして不向きなのか、把握しておきたい人も居ますね。
そこで、この記事では以下の事を解説します。
本記事の内容
- 登山で痩せないのはなぜ?
- 登山で痩せる為の頻度はどのくらい?
- 登山はダイエットとして不向きなのか?
- 登山以外にダイエットで適当な運動
ぜひ最後まで読んでみてください。
登山で痩せないのはなぜ?

登山はなぜ痩せないかは、次の事に関係が有ります。
- 登山する回数が少ない
- 携帯食やご飯をたくさん食べる
- 山を下りた後に温泉やご飯に行く
該当する事が多い人ほど、登山で痩せないです。
登山する回数が少ない
登山する回数が少ない人は、痩せる事は大変です。
理由は、カロリーと回数の演算で、大きく痩せられるだけの値に達してません。
どれくらいの消費カロリーがあるか
登山の消費カロリーはMETsから演算出来ます。
厚生労働省のメッツ表によると登山のMETsは次の通りです。
登山のMETs
6.5 山を登る (0~4.1kgの荷物を持って)
7.3 山を登る (約4.5~9.0kgの荷物を持って)
消費カロリーは待機状態の時に1METsで、演算式は次の通りです。
消費カロリーの計算式
消費カロリー = (METs - 1) × 時間(h) × 体重(kg) × 1.05
METs:6.5 時間:1時間 体重:60kgで計算すると
消費カロリー =(6.5 - 1) × 1 × 60 × 1.05 = 346.kcal
登山は1時間で往復する事が大変な山が多いです。
最低2時間はかかる想定で、693kcalを消費します。
639kcalは身体活動レベルの低い成人男性の1食分くらいです。
携帯食やご飯をたくさん食べる
登山に行くと、携帯食という名の「おやつ」やご飯をたくさん食べていませんか?
携帯食は遭難などいざという時の為に重要で、持っておくと便利です。
けれども、休憩のたびにたくさん食べていたらどうでしょうか。
使われるエネルギーと同じだけの物を摂れば、当然痩せる事は出来ません。
加えて、自然の中でのご飯はおいしく、ついつい食べ過ぎてしまう事も。
登山は苛烈な運動の反面、その分たくさん食べるので痩せない事が起こります。
山を下りた後に温泉やご飯に行く
山を下りた後は疲れている為、温泉に入りたいですよね。
私も登山した後は必ず温泉に入るようにしています。
ただ、温泉に入って解散にならないですよね。
温泉に入ってリラックス出来たら、お腹がへってきます。
ご飯をお替りしたり、食べ過ぎてしまえば登山で使用したエネルギーは無かった事になるのではないでしょうか。
つまり、登山しても痩せないという事です。
登山で痩せる為の頻度はどのくらい?

登山で痩せる為の頻度はどのくらいかは、体重60kgの人が1カ月に1kg痩せる為に、1回往復5~6時間の登山を1カ月に最低でも4回以上要ります。
登山1時間あたりの消費カロリーは60kgの人で346.5kcalなので、5時間の登山を行うと1732.5kcalという事です。
1日にこれだけのカロリーを使用して、普段のご飯と同じわけにいかないですよね。
逆に普段のご飯と同じだと、食欲が乱れて爆食してしまう危険が有ります。
また、登山の途中で携帯食という名の「おやつ」を食べたりし、摂取カロリーと消費カロリーの差は大きくないです。
体重1kg痩せる為に約7000kcal要る事を考えると、登山を1カ月に4回では足りない事はわかりますよね。
1回の登山で使用したカロリーの半分は、食べた物で帳消しだと考えれば、1カ月に8回以上は要りますね。
登山はダイエットとして不向きなのか?

登山はダイエットとして不向きなのかは、次のような理由から不向きといえます。
- ケガし易い
- 時期や場所によっては登山しにくい
- 習慣がつけづらい
これらを見ると安定してダイエット出来るとは思いませんよね。
ケガし易い
登山は舗装された道路と違い、道が悪い事が大半でケガの発生確率が高いです。
理由として地面が滑りやすかったり、石が転がっており足をひねったりします。
例えば、秋だと落ち葉などで滑りやすく、落ち葉に隠れて地面が見えないです。
その結果、地面の凹凸などで足をひねってケガする事が多いです。
さらに、傾斜がある為転倒した時は2次被害が発生する恐れが有ります。
また、歩き方が悪いと膝や腰を痛め易いです。
つまり、通常のウォーキングなどと比べてケガをし易いです。
時期や場所によっては登山しにくい
登山は時期や場所によって虫や動物などに遭遇するなど、登山しにくい事が有ります。
顔の前を羽虫が飛び回り、耳元で「ブンブン」など時期によっては大変です。
さらに、冬に雪が降る場所では、専用の装備なしの登山は大変危険です。
また、春先の雪が解け切って無い時期も滑落などの危険が有ります。
警察庁の発表によると令和5年の山岳遭難の状況は下記の通りです。
令和5年山岳遭難状況
発生件数:3,126件
遭難者:3,568人
死者・行方不明者: 335人
負傷者:1,400人
無事救助:1,833人
遭難した人の約9.4%の人が死亡・行方不明者です。
ニュースになるような事はごく一部で、想像以上に人数が多いのですよね。
登山はいろいろなリスクがある事の理解が要ります。
習慣をつけづらい
ダイエットの成功は習慣をつける事が重要です。
なぜなら、習慣付いてなければ、安定して行う事が負担になるからです。
例えば、習慣が無い人は何を行うかを考える所から始まります。
毎回行う事を考えていれば、負担でやめてしまいますね。
つまり、登山は安定して行う事が大変で、習慣をつけづらいです。
登山以外にダイエットで適当な運動

登山でなくダイエットを成功させたいのであれば、次の運動をおすすめします。
- ウォーキング、ジョギング、ランニング
- サイクリング
- 筋トレ
上記以外に水泳やヨガなども有る反面、施設や専門知識が要る事で、リストから外してます。
ダイエットの成功は習慣にし易い事が重要です。
ウォーキング、ジョギング、ランニング
ウォーキング、ジョギング、ランニングは誰でも行う事が出来て、速度に違いが有ります。
心肺機能を鍛えられる為、登山をやりたい人にも良い運動です。
ウォーキングであれば、すぐに始められおすすめです。
サイクリング
サイクリングはランニングに比べ膝の負担が少なくおすすめです。
室内で可能なエアロバイク(エルゴメーター)も良いです。
私は景色を楽しみたい為、サイクリングを行ってます。
自転車は特別な物を用意しなくても大丈夫です。
私はシティーサイクルでサイクリングを行ってます。
サイクリングは走る速度によっては、ジョギングと同じくらいの消費カロリーが有ります。
筋トレ
筋トレは天候の影響を受けずに行えるのでおすすめです。
また、ランニングなどの休息日に行う事で、習慣をつける事にも有効です。
筋トレはランニングなどで鍛える事が出来ない筋肉を中心に行う事で、バランスの良い体型にする事が出来ます。
自宅で出来るレベルの筋トレをやってみると良いですよ。
まとめ 登山は趣味の方が楽しめて良い
今回は、登山で痩せないのはなぜ?痩せる頻度やダイエットとして不向きなのか紹介!について解説しました。
登山で痩せないのはなぜかがわかりましたよね。
痩せる為に回数が要る反面、頻度を増やす事はなかなか出来ませんね。
また、ダイエットとして不向きなのかも理由を紹介してます。
登山は痩せる為に行う事では無くて、趣味の方が楽しめて良いですよ。
登山以外にダイエットで適当な運動を紹介しており、ダイエット目的の人はそちらをやってもらった方が楽に出来ます。
登山は趣味でやって、ついでに痩せる事が出来たら良いかなくらいで考えておきましょう。