
今回は、キンパの保存方法は?日持ちは常温だと何時間で手作りキンパはどう?について詳しく解説していきます。
キンパを買ってきた時や手作りした時の日持ちがどれくらいかを知っておくと、余ったり作りすぎた時にどうすればいいか対処しやすくなりますね。
キンパの保存方法はどうするのが良くて、日持ちは常温だと何時間なのでしょうか。
また、手作りキンパはお店で買うのと違って、賞味期限や消費期限が表示されていないので保存方法を間違うと、腐らせたりしてしまうことも考えられます。
腐らせてしまうと食材がムダになることや、食べてしまってお腹を壊したりして大変になるので、日持ちに関しては注しておきたいですね。
そこで、この記事では以下のことを解説します。
本記事の内容
- キンパの保存方法は?
- キンパの日持ちは常温だと何時間?
- 手作りキンパの日持ちは?
- キンパ手作りは冷凍保存できる?
- キンパが傷むとどうなる?
ぜひ最後まで読んでみてください。

キンパの保存方法は?

キンパの保存方法は常温or冷蔵庫のどちらがいいかなと迷うと思いますが、美味しく食べたい人は常温保存一択です。
ご飯は水を加えて炊くと、お米に含まれるでんぷんに水が入ることで糊化しておいしくなります。
でんぷんの糊化は時間の経過とともに水分が少なくなるので、食感が硬くなり美味しくなくなっていきます。
この現象をでんぷんの老化といって、冷蔵庫の0~5℃の温度で一番進行しやすいです。
したがって、キンパの保存方法は冷蔵庫よりも常温が一番いいということになります。
冷凍庫はどうかという意見もあると思いますが、冷蔵庫の方が常温に比べて品質の低下を避けることは可能になります。
しかしながら、常温に比べると品質は劣ってしまうのはしようがないですね。
キンパをおいしく保存するためには?
キンパをおいしく保存するためには出来る限りでんぷんの老化を防ぐ必要があります。
でんぷんの老化はご飯が炊き上がってから始まるので、対策を知っておくとおいしさが長持ちしやすいですよ。
ご飯が炊きあがった後にすることは、炊飯器の釜から取り出すようにします。
炊飯器を保温にしたまま入れておくと、お米の水分が徐々になくなっていきおいしくなくなるためです。
旅館などでご飯がお櫃(ひつ)に入れられて出てくるのは、おいしさを保つためにやっているということです。
キンパを手作りする時は、ご飯が炊けたときから注意しておくと作った後のおいしさが変わってくるので気を付けましょう。
そして保存する時はラップをまいて、空気が降れない状態にして水分が少なくならないようにしておくといいです。
冷蔵庫に保存しないといけない時は、ラップをまいたキンパをタッパーや袋などにいれておくのがおすすめになります。
温度が0~5℃はなるべく避けた方がいいので、保存場所は野菜室にしましょう。
キンパの日持ちは常温だと何時間?

キンパの日持ちは常温だと何時間かですが、保存している温度によって変わっていて、基本は常温で12時間以内になっています。
一番注意しておくのは夏場で、気温が30℃を越えるようになっている状態で常温保存する場合は3時間以内に食べるようにした方がいいです。
夏場以外であれば5時間以内に食べるようにすれば、安全に美味しく食べることができます。
キンパはゴマ油を使っているので多少の防腐効果はありますが、酢飯と違って菌の繁殖を防いでくれることは少ないので、腐ったりしやすくなるので注意したいですね。
やはり一番おいしいのは作ってすぐで、時間がたてばおいしさは少なくなっていくのはしようがないですよね。
キンパの日持ちは常温以外だとどう?
キンパの日持ちは常温以外だと、冷蔵庫・冷凍庫のどちらかを選択することになるのではないでしょうか。
キンパを冷蔵庫と冷凍庫に保存した時の日持ちは次のようになります。
保存方法 | 日持ち |
---|---|
冷蔵庫 | 2~3日 |
冷凍庫 | 2週間~1カ月 |
この日持ちに関してはあくまで目安になっていて、美味しく食べたければ早めに食べるほうがいいですよ。
特に冷蔵庫に保存する場合は5℃以下の場所に置いておくと、硬くなりやすいので野菜室に置いておくことをおすすめします。
キンパを次の日に食べる予定がない場合は、美味しさを維持しやすい冷凍庫に保存するようにしましょう。
キンパの日持ちをあまり気にしたくないという人は、冷凍のキンパがあると日持ちが長いので冷凍庫に常備しておいてもいいかもしれませんね。

余ったキンパはどうすればいい?
余ったキンパはどうすればいいかについては、保存するのも一つの手ですがおいしさが少なくなってしまうので、キンパジョンを作るもいいですよ。
キンパジョンはキンパのチヂミといえばイメージしやすいかもしれません。
キンパジョンは卵を溶いたものにキンパを浸して、油をひいたフライパンで焼いて作ります。
中火で上下を焼いたら作ることが出来るので、簡単にできるのがいいですね。
キンパとは少し食感や味が違ってくるのでキンパに飽きにくくなりますね。
キンパが余った時は別の料理に出来ないかを考えてみるのもいいかもしれません。
手作りキンパの日持ちは?

手作りキンパの場合、日持ちは変わってくるのか気になりますよね。
お店で売られているキンパには保存料が入っているものもあるので、そういったものは日持ちが長くなっているものがあります。
しかしながら手作りキンパに関しては、保存料を使うことは少ないので日持ちには注意した方がいいです。
常温保存の場合、お店で売られているものに関しては12時間が目安になっていますが、手作りキンパの場合はこの時間よりも早く食べた方がいいですよ。
やはり手作りキンパの魅力は出来立てを食べられることなので、作ってからなるべく早く食べるようにしましょう。
キンパは冷凍保存できる?

キンパは冷凍保存できるようになっていて、冷蔵保存よりもおすすめになります。
理由はキンパを冷凍保存すると、冷蔵保存に比べてご飯のでんぷんが老化しにくいのでおいしさを維持しやすいためです。
冷凍保存することで保存期間も長くなるので、食べたいときに解凍して食べられるのはいいですよね。
私は冷凍のキンパを食べることがありますが、電子レンジで温めればおいしい状態にすることが出来ています。
スーパーなどで売られているキンパは冷凍の方法が家庭とは違っているため、家庭で冷凍保存するよりもおいしい状態が維持できています。
ただ、家庭でキンパを冷凍保存する時にはいくつか注意点があるので理解しておくことが必要です。
キンパを冷凍保存するにはどうする?
キンパを冷凍保存するにはどうするかですが、温度を早く下げることが重要になります。
普通に容器に入れて冷蔵庫に入れたのでは、冷凍されるまでに時間がかかるのでおいしさが低下してしまことが多いです。
そこで、次のやり方でキンパを冷凍保存してみましょう。
- キンパをラップでまく
- アルミバットにキンパを置いて冷凍庫に入れる
キンパをラップでまくのは空気に触れないようにして、水分が少なくなるのを防ぐためです。
アルミバットは熱伝導率がいいので、キンパの温度を下げやすくなります。
こうすることでキンパが冷凍されるまでの時間を少なく出来るため、おいしさを維持した状態で保存できるようになります。
アルミホイルを巻くという方法もありますが、アルミホイルは厚みが薄いので効果を発揮するためには何周も巻く必要があるので、あまりお勧めしません。
キンパが傷むとどうなる?

キンパの日持ちは常温だと短いので、傷んだ場合はどうなるのかを知っておいた方がいいです。
傷んだキンパを食べてしまうとお腹を壊すことはもちろん、食中毒にかかって大変なことになる可能性があります。
キンパが傷むと見た目に関してはカビが生えたり、糸を引いたりしています。
手で触った時にぬめりなどが出ている場合は傷んでいるので、食べないようにしましょう。
また、酸っぱい臭いがしていると傷んでいます。
キンパは巻きずしと違って、酢飯を使っていないので傷みやすいということを理解しておくといいですよ。
まとめ キンパの保存方法と日持ちを紹介
今回は、キンパの保存方法は?日持ちは常温だと何時間で手作りキンパはどう?について解説しました。
キンパの保存方法は常温保存が基本になっていて、あまり長い時間は日持ちしないです。
キンパの日持ちは常温だと何時間になるかは12時間になっています。
ただし、夏場などの気温が高い場合に関しては傷みやすくなるので、この時間よりも短くなるということを理解しておきましょう。
手作りキンパに関しては、保存料などが入っていないのでお店で売られているものよりも日持ちが短いと思っておくといいです。
次の日までに食べない場合は冷凍保存にしておくと長く日持ちさせることができます。
キンパは出来立てが美味しいので、出来るだけ早く食べるようにして、どうしてもだめな場合に保存するようにしましょう。