
今回は、デーツの産地はどこの国?輸入量が多い原産国をランキングで紹介!について詳しく解説していきます。
デーツは「天然のスーパーフード」と呼ばれ、栄養価の高さから日本で人気が高まってます。
けれども、デーツの産地がどこの国で、日本に輸入量が多い原産国を詳しく知る人は意外と多くないです。
その為、輸入量が多い原産国をランキングにする事で分かりやすくします。
加えて、産地によって味わいや食感が大きく変わる為、原産地の特徴を理解する事は、より自分好みのデーツを選ぶうえで大きなヒントです。
そこで、この記事は以下の事を解説します。
本記事の内容
- デーツの産地はどこの国?
- デーツの輸入量が多い原産国ランキング
- デーツの産地による種類と味の違い
- デーツは日本で栽培がある?
ぜひ最後まで読んでみて下さい。
デーツの産地はどこの国?

デーツは熱帯・亜熱帯の乾燥を好む果物であり、現在の主要産地は中東・北アフリカに集中です。
歴史的に非常に古くから栽培が行われた作物で、世界各地で多様な品種が育てられてます。
産地によって味や品質に個性がある為、産地を知る事がデーツ選びの第一歩になります。
デーツの原産地は中東・北アフリカ地域
デーツの原産地は、現在のイラク周辺が中心の中東地域となってます。
この地域は古代からナツメヤシが自生し、乾燥と強い日差しがデーツの甘みを育てる為に最適でした。
北アフリカの国々も古くから栽培が行われ、エジプトやアルジェリア等は現在も世界有数の生産国です。
これらの地域では、デーツは食文化の一部で深く根付いてます。
主な生産国はどこ?世界のデーツ生産分布
国連食糧農業機関(FAO)のデータによると、デーツの世界生産量は年間約900万トンを超えており、生産国は主に中東・北アフリカに集中します。
エジプトは世界最大のデーツ生産国で知られており、次いでサウジアラビア、アルジェリア、イラン、イラク等が主要生産国です。
また近年はパキスタンやチュニジアも生産量が増加中です。
アメリカのカリフォルニア州も商業栽培が行われており、日本市場で目にする機会が増えてきました。
このように生産地域は少しずつ広がってるものの、依然として中東・北アフリカが圧倒的な生産シェアを持ってます。
産地によってデーツの味や品質は変わる?
産地の違いはデーツの味・食感・品質に大きく影響します。
たとえば、サウジアラビア産は濃厚な甘みと柔らかい食感が特徴で、高級品で評価のある事が多いです。
一方、チュニジア産のデグレットノアールは、すっきりと上品な甘さと半乾燥の食感で知られてます。
土壌の性質・日照時間・収穫時期・乾燥方法等の栽培環境の違いが、糖度や水分量、香りに差をもたらします。
その為、同じ「デーツ」の名前でも、産地によってまったく異なる味わいを楽しめる事が面白いところです。
デーツの輸入量が多い原産国ランキング

日本国内はデーツを自給生産する事がほぼ出来無い為、流通するデーツのほとんどが海外からの輸入品です。
2024年の日本のデーツ輸入量は2,800トンを超え、年々増加傾向にあります。
産地の違いを把握する事で、購入時の選択肢が広がります。
日本が輸入してるデーツの主要国は?
日本へのデーツ輸入は、中東・北アフリカ諸国が中心となってます。
それ以外の地域はアメリカからの輸入が目立ちます。
近年は健康食品市場の拡大とともにデーツの需要が増加し、輸入量全体も年々増加傾向です。
スーパーや自然食品店、オンラインショップ等で販売されるデーツのパッケージに原産国表示がある為、購入時に確認すると産地の違いを実感出来ます。
輸入量ランキングTOP5
日本に輸入されるデーツの主な産地をランキング形式でご紹介します。
データは2024年の財務省貿易統計からです。
第1位:パキスタン
2024年の日本への輸入量で首位となった国がパキスタンです。
世界のデーツ生産量で上位に位置するパキスタンは、アサール種やハラウィ種等の多彩な品種を生産し、豊富な生産量を背景に日本市場へ供給の拡大があります。
価格競争力の高さも、輸入量トップを支える大きな要因の一つです。
第2位:イラン
イラン産のデーツは品種が非常に豊富で、マズアファティ種やピアロム種など独自の品種が有名です。
濃厚な甘さと独特の風味が特徴で、業務用や加工食品の原材料で幅広く活用があります。
世界有数のデーツ生産国であるイランからの輸入は、近年高水準で安定です。
第3位:チュニジア
チュニジアの代表品種であるデグレットノアールは、半乾燥タイプのさっぱりな甘さが特徴で、日本人の口に合いやすいと評価が高いです。
価格帯が手頃である事から食品メーカーやスーパーの取り扱いが多く、長年にわたって日本市場で安定の存在感を誇ってます。
第4位:UAE(アラブ首長国連邦)
UAEはデーツを国民的な食文化で重視し、高品質な品種の生産に力を入れてます。
ハラス種やカラス種等の上質な品種が日本に輸入され、ギフト商品や高級スーパーの取り扱いも見られます。
第5位:アメリカ(カリフォルニア州)
カリフォルニア産のデーツは、衛生管理が徹底されておりパッケージングの品質も高い為、安心感を求める消費者から支持が多いです。
メジュール種の輸入が多く、種なしタイプや個包装商品等、食べやすい形態で流通がある事も人気の理由です。
日本で人気のデーツはどの国産が多い?
輸入量の観点はパキスタン産・イラン産が上位を占めてる反面、小売店の店頭で目にする機会が多い物はチュニジア産やアメリカ産です。
チュニジア産は価格の手頃さと食べやすい味わいから日常使いに支持があり、アメリカ産のメジュールはブランド力と品質の高さでプレミアム層に人気があります。
パキスタン産やイラン産は業務用・加工用としての流通が多い傾向にある反面、近年はオンラインショップを中心に一般消費者向けに広がりを見せてます。
デーツの産地による種類と味の違い

デーツは世界中に数百種類もの品種が存在すると言われており、産地毎に代表的な品種があります。
品種によって甘さ・食感・香りが異なる為、自分の好みに合った産地や品種を選ぶ事がデーツをより楽しむポイントです。
メジュール・デグレットノアなど主要品種の特徴
デーツの品種の中で世界的に有名な物が「メジュール(Medjool)」と「デグレットノア(Deglet Noor)」の2種類です。
メジュールは「デーツの王様」とも呼ばれ、大粒でやわらかく、キャラメルのような濃厚な甘みが特徴です。
主にモロッコやイスラエル、アメリカ等で栽培が行われてます。
一方のデグレットノアは「光の日付」を意味する名を持つ品種で、半透明の黄金色が美しく、甘さはメジュールよりも控えめでさっぱりです。
チュニジアやアルジェリアが主な産地で、日本への輸入量も多い品種です。
そのほかにイランのマザファティ種、パキスタンのアシール種等、産地固有の品種が数多く存在します。
産地別の甘さ・柔らかさ・香りの比較
産地毎の特徴を甘さ・柔らかさ・香りの3点で比較してみましょう。
サウジアラビア産は甘みが強くてジューシーで、濃厚な香りが漂う高級感のある味わいが楽しめる物です。
チュニジア産は甘さが穏やかで歯ごたえがあり、ドライフルーツらしい食感が好まれます。
アメリカ(カリフォルニア)産のメジュールはやわらかくてフルーティーな香りがあり、初めてデーツを食べる方に受け入れやすい味わいです。
イラン産は品種によって差はありますが、濃厚で黒みがかった物が多く、甘さとほろ苦さのバランスが独特になります。
パキスタン産は品種毎の個性が際立ち、しっかりとした甘さと適度な食感が特徴です。
産地や品種によってこれだけ個性が異なる為、食べ比べをしてみる事もおすすめです。
日本で手に入りやすい品種とその理由
日本国内で比較的入手しやすい品種はデグレットノアで、チュニジア産が多くのスーパーや輸入食品店に並んでます。
比較的安価で日持ちもよく、種ありのままで袋詰めの商品が多い為、コスパ重視の方に向いてます。
次いでアメリカ産のメジュールが自然食品店やオンラインショップで流通が多いです。
メジュールは種なしタイプや個包装タイプも多く、そのまま食べるおやつやギフトで人気です。
流通量が多い背景に、輸出体制の整備や日本の輸入規格をクリアしやすい品質管理の徹底があります。
デーツは日本で栽培がある?

デーツは高温乾燥を好む植物である為、日本の栽培はほとんど行われてません。
けれども、近年の健康食品ブームや国産フルーツへの関心の高まりを受けて、国内の栽培を試みる動きも出てきてます。
日本産デーツは市場に出回ってる?
現時点で、日本産デーツが一般の市場に広く流通があると言えない状況です。
一部の農業試験場や個人農家が実験的に栽培を行う例はある反面、商業ベースの生産・販売はほとんど確認がありません。
沖縄県や鹿児島県等温暖な地域の試験栽培の報告は見られる反面、安定の収量を確保するまでに至ってない事が現状です。
その為、現在日本で購入出来るデーツは、ほぼすべてが輸入品と考えてよいでしょう。
日本でデーツ栽培が難しい理由は?
デーツの木(ナツメヤシ)は気温40度前後の乾燥の環境を好み、年間を通じ高温と強い日差しが必要です。
加えて、果実の熟成期に雨が降ると品質が大幅に低下する為、梅雨がある日本の気候は栽培に非常に不向きです。
さらに、実がなるまでに苗木から数年から10年程度の期間を要する為、収益化までのハードルが高く、農家が参入しにくい作物になります。
病害虫対策や土壌環境の整備等の技術的な課題も多く、これらが日本で普及を阻んでる主な要因です。
将来的に日本産デーツが広がる可能性はある?
地球温暖化による気温上昇や、農業技術・ハウス栽培技術の発展によって、将来的に日本産デーツが生まれる可能性がゼロと言え無いです。
実際に温室栽培を活用する試みや、品種改良によって日本の気候に適す種の開発が進む可能性もあります。
加えて、「国産スーパーフード」の付加価値を活かすブランド戦略が成功すれば、高単価での販売も見込める為、ビジネスで成立する余地があります。
すぐに市場に広まる事は難しい反面、技術革新と消費者ニーズの高まり次第で、将来的に国産デーツが注目を集める日が来るかもしれないです。
まとめ デーツの産地と輸入量について解説!
今回は、デーツの産地はどこの国?輸入量が多い原産国をランキングで紹介!について解説しました。
デーツの産地がどこの国かは、中東・北アフリカ地域であり、2024年の日本への輸入量はパキスタンが首位で、イラン・チュニジア・UAE・アメリカ・サウジアラビアの順番です。
品種によって甘さや食感が大きく異なる為、産地を意識し選ぶ事でデーツの楽しみ方がぐっと広がります。
日本国内での栽培はまだ難しい状況で、今後の技術発展に期待したいところです。
デーツを選ぶ際はぜひ産地や品種もチェックし、自分好みの一品を見つけてみてください。