
今回は、レモングラスの代用食材は?使い方やおすすめレシピを紹介!について詳しく解説します。
タイカレーやフォー、ハーブティー等のレシピでレモングラスが必要なのに、近くのスーパーで手に入らなくて困った経験はないでしょうか。
レモングラスは独特の柑橘系の香りが魅力で、日本はまだ手に入りにくい食材のひとつです。
実は、身近な代用食材の使い方を知る事で、レモングラスに近いコクを再現する事が出来ます。
加えて、おすすめレシピの把握で料理の幅を広げる事が可能です。
そこで、この記事は以下の事を解説します。
本記事の内容
- レモングラスの代用食材は?
- レモングラスの代用食材の使い方やおすすめレシピを紹介!
- レモングラスのコクを再現するコツ
ぜひ最後まで読んでみて下さい。
レモングラスの代用食材は?

レモングラスの代用で使える食材はいくつかある反面、単体で完全に再現出来る物は存在しません。
レモングラスは柑橘系の爽やかさとハーブ特有の草っぽい香りが絡み合った独特のコクを持つ為、代用の際は複数の食材を組み合わせる事がコクの再現に近づく基本的な考え方です。
それぞれの代用食材の特徴を理解の上で、料理のジャンルや目的に合わせて使い分ける事が大切です。
レモンの皮(レモンゼスト)で代用する方法
レモングラスの代用で最も手軽に活用出来る物がレモンの皮、いわゆるレモンゼストです。
レモンの皮には「リモネン」と呼ばれる柑橘系の香り成分が豊富に含まれており、レモングラスの爽やかな柑橘感に近いコクを加える事が出来ます。
使い方はシンプルで、レモングラス1本分の代用でレモンの皮を薄くむいた物2〜3片程度が目安です。
スープや煮込み料理に加える場合は、加熱中に皮ごと入れて香りを引き出し、仕上げ前に取り出す事が基本的な手順です。
レモン汁も香りを補う目的で少量加えると、よりレモングラスに近いコクに仕上がります。
けれども、レモンの皮のみだとハーブ感が不足する為、後述する生姜等と組み合わせるとより効果的です。
レモンバーム・レモンバーベナなどハーブで代用
レモンバームやレモンバーベナは、レモングラスと同じく「レモン系ハーブ」に分類の植物で、コクの方向性が近く代用に向きます。
レモンバームはミントに似た葉の形を持ち、フレッシュな柑橘系の香りが特徴で、スープや煮込み、ハーブティーに加えると自然なコクが出ます。
レモンバーベナはさらに香りが強く、少量で存在感が出る為、分量はレモングラスより控えめに使う事がポイントです。
ハーブ専門店やナチュラル系のスーパーで入手出来る事があり、生のほか乾燥タイプも活用出来ます。
レモングラスと比べると草っぽさは弱めな反面、柑橘系ハーブの方向性は近い為、代用食材の中で特にコクの近さを求める方におすすめです。
生姜・こぶみかんの葉で代用する方法
アジア料理でレモングラスを代用する際に特に役立つ物が、生姜とこぶみかんの葉(カフィアライムリーフ)の組み合わせです。
生姜はレモングラスが持つスパイシーで清涼感のある側面を補い、料理全体にアジアらしい香りを加えてくれます。
生姜はすりおろすよりも薄切りや千切りで加熱する事で、香りがスープや炒め物にじっくり溶け込みます。
こぶみかんの葉はタイ料理をはじめ、アジア料理によく使われる食材で、独特の柑橘とハーブが混ざった複雑な香りを持ち、レモングラスの代用で高い効果が期待可能です。
こぶみかんの葉はアジア食材店や通販で手に入る事が多く、乾燥タイプも活用出来ます。
生姜とこぶみかんの葉を組み合わせる事で、単体よりも格段にレモングラスに近いコクが再現出来ます。
代用食材を選ぶときのポイント
レモングラスの代用食材を選ぶ際は、まず「どの料理に使うか」を基準に考える事が大切です。
スープや煮込み料理に香りが溶け出しやすいレモンの皮や生姜が向いており、サラダやハーブティーはレモンバームやレモンバーベナのような香りが穏やかなハーブが合います。
加えて、アジア料理の本格的なコクを出したい場合はこぶみかんの葉との組み合わせが効果的です。
代用食材は1種類のみで使うよりも、柑橘系(レモンの皮)とハーブ系(レモンバームなど)を組み合わせた方が、レモングラスの複合的な香りに近づける事が出来ます。
いずれの食材も加え過ぎるとコクが強くなりすぎる為、少量から調整する事が失敗しないコツです。
レモングラスの代用食材の使い方やおすすめレシピを紹介!

代用食材の特徴を理解の後は、実際の料理でどのように使えばよいかを知る事が次のステップです。
ここでは、代用食材を活かしたおすすめのレシピを4つ紹介します。
どれも身近な材料と手順で作れる物の為、ぜひ試す事をおすすめします。
レモンの皮を使ったタイ風スープのレシピ
【材料(2人分)】
- 鶏もも肉150g
- レモンの皮(国産)1/2個分
- 生姜(薄切り)3枚
- ナンプラー大さじ1
- ココナッツミルク200ml
- 水300ml
- 塩・こしょう適量
- パクチー(お好みで)適量
鍋に水とレモンの皮、生姜を入れて中火にかけ、香りが出るまで5分ほど煮ます。
一口大に切った鶏もも肉を加えて火が通るまで煮たら、ココナッツミルクとナンプラーを加えてひと煮立ちします。
レモンの皮と生姜を取り出し、塩・こしょうで味を整えたら完成です。
仕上げにパクチーをのせると、よりエスニックらしい一皿に仕上がります。
レモンの皮の爽やかな柑橘感と生姜のスパイシーさが合わさり、レモングラスを使ったスープに近いコクが楽しめます。
レモンバームを使ったハーブチキンのレシピ
【材料(2人分)】
- 鶏むね肉1枚
- レモンバーム(生)10〜15枚
- レモン汁大さじ1
- オリーブオイル大さじ2
- 塩小さじ1/2
- こしょう少々
- にんにく(すりおろし)小さじ1
レモンバームをみじん切りにし、レモン汁・オリーブオイル・塩・こしょう・にんにくと混ぜてマリネ液を作ります。
鶏むね肉は薄めにそぎ切りにしマリネ液に30分以上漬け込みます。
フライパンで中火に熱し、オリーブオイルで両面をこんがりと焼けば完成です。
レモンバームの香りが鶏肉に移り、爽やかなハーブ感が楽しめる一品になります。
付け合わせに生のレモンバームの葉を添えると、見た目も華やかになります。
生姜を使ったアジアン炒め物のレシピ
【材料(2人分)】
- 豚薄切り肉150g
- 生姜(千切り)1かけ分
- レモンの皮(千切り)適量
- ピーマン2個
- ナンプラー大さじ1
- オイスターソース小さじ1
- ごま油小さじ1
- サラダ油大さじ1
フライパンにサラダ油を熱し、生姜とレモンの皮を入れて香りが出るまで炒めます。
豚肉を加えて色が変わるまで炒めたら、ひと口大に切ったピーマンを加えてさらに炒めます。
ナンプラーとオイスターソースで味付けし、最後にごま油をまわしかけて完成です。
生姜の香りとレモンの皮の柑橘感がアジア料理らしい奥行きを出します。
仕上げにライムを絞ると、よりレモングラスに近いエスニックなコクが楽しめます。
代用食材を使ったハーブティーの作り方
【材料(1〜2杯分)】
- レモンバーム(生)5〜6枚
- または乾燥レモンバーム小さじ1
- レモンの皮(薄切り)2〜3片
- 生姜(薄切り)1〜2枚
- 熱湯300ml
- はちみつ(お好みで)適量
耐熱カップやティーポットにレモンバーム・レモンの皮・生姜を入れ、熱湯を注いで3〜5分蒸らします。
香りがしっかり出たら茶こしでこし、お好みでハチミツを加えて甘さを調整します。
レモンバームの穏やかな柑橘感と生姜のほのかな辛みが合わさり、レモングラスティーに近いすっきりする味わいを楽しむ事が可能です。
就寝前に飲むとリラックス効果が期待出来て、体を温める効果もあります。
乾燥ハーブを使えば一年を通じて楽しめる為、常備すると便利です。
レモングラスのコクを再現するコツ

代用食材をただ置き換えるのみだと、レモングラスの複雑なコクを十分に再現する事は難しいです。
コクの再現度を高めるに、レモングラス自体の香りの構造を理解の上で、食材の使い方を工夫する事が重要です。
少しのコツを意識する事で、代用食材を使った料理のクオリティが大きく変わります。
香りの特徴(柑橘+ハーブ感)を理解する
レモングラスの香りは大きく「柑橘系の爽やかさ」と「草っぽいハーブ感」の2つの要素です。
前者はレモンやライムに近い明るい香りで、後者はミントや生姜に似た清涼感・スパイシーさです。
この2つの要素を別々の食材で補う発想が、代用の基本的な考え方になります。
柑橘感にレモンの皮やレモンバーム、ハーブ感に生姜やこぶみかんの葉が対応するイメージで組み合わせを考えると、コクのバランスが取りやすいです。
レモングラスの香りを事前にチェックすると、代用食材との違いを把握しやすく、調整もしやすくなります。
単体よりも組み合わせが重要な理由
レモングラスのコクは一種類の食材のみで再現する事が難しく、複数の素材を組み合わせる事で初めて近い香りが生まれます。
例えば、レモンの皮は柑橘感は出せても草っぽいハーブ感が欠け、生姜はスパイシーさは出せても爽やかさが不足します。
レモンの皮+生姜、またはレモンバーム+こぶみかんの葉のように、異なる方向の香りを組み合わせる事で複合的なコクに近づける事が可能です。
組み合わせる際は、それぞれの食材を同時に加えるのでなく、香りの出るタイミングを意識しながら加えるタイミングを変えると、より自然な仕上がりになります。
加熱と仕上げで使い分けるポイント
代用食材は加熱する場面と仕上げに使う場面で、適す素材が異なります。
スープや煮込みの加熱中に使う場合は、レモンの皮や生姜のように加熱で香りが残りやすい食材が向きます。
一方、仕上げや生食は、レモンバームやレモンバーベナのような繊細な香りを持つハーブが適し、加熱しすぎると香りが飛んでしまう為、最後に加える事がポイントです。
炒め物は、加熱の最初に生姜とレモンの皮を炒めて香りを油に移し、仕上げにレモン汁やハーブを加える二段階の使い方が効果的です。
加熱と仕上げを意識する使い分けのみで、料理全体の香りの立体感が増します。
失敗しない分量バランスの考え方
代用食材は少量から加えて、徐々にコクを調整する事が失敗しない基本的なアプローチです。
レモングラス1本分の代用は、レモンの皮2〜3片+生姜薄切り2〜3枚の組み合わせが一般的な目安になります。
レモンバームやレモンバーベナを使う場合は、香りが強い品種もある為、最初は少なめに使い、味見をしながら足す方法が安心です。
全体的に代用食材は「控えめに加えて足りなければ追加する」方向で調整すると、過剰なコクで料理全体のバランスが崩れるリスクを防げます。
料理毎に求めるコクの強さが異なる為、使う素材と分量のメモを残すると次回の調理に活かせます。
まとめ レモングラスの代用食材をうまく使おう!
今回は、レモングラスの代用食材は?使い方やおすすめレシピを紹介!について解説しました。
レモングラスの代用食材は、レモンの皮・レモンバーム・レモンバーベナ・生姜・こぶみかんの葉等が活用出来ます。
それぞれの食材は得意なコクの方向性があり、単体で使うよりも組み合わせる事でレモングラスに近い複合的な香りを再現可能です。
料理の種類や目的に合わせて食材を選び、加熱中と仕上げの使い方を意識する事がコクの再現度を高める重要なポイントです。
今回紹介したおすすめレシピはどれも身近な材料で作れる物の為、レモングラスが手に入らないときの参考にしてみてください。
代用食材を上手に使いこなす事で、エスニック料理やハーブティーの幅がぐっと広がります。
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